こんにちは
茶禅草堂の岩咲ナオコです。
いつもブログをご覧くださいまして
ありがとうございます。
秋が徐々に深まっていき
過ごしやすい季節となりました。
各地イベント目白押しの日々ですが
これからいよいよ深まっていく季節に
しっかりと根を張るように
静かに感じるお茶の時間を
ご一緒できたらと思っています。
「お茶は自然の賜物」であることは
間違いないことなのですが、
お茶を口にした時、私達の心身は
どのように感じているでしょう?
お茶の香味は天地の環境が
ダイレクトにあらわれます。
お茶を楽しむということは
その香味を味わっているという
ことなわけですが、
実は
味覚というのは五感100の中で
たったの1-3%しか認識していません。
本当に美味しいお茶を味わった時
私たちは心身が喜んでいることを
感じたことがあるでしょう。
味覚だけでなない、もっと身体全体で
その美味しさを味わっている感覚。
心身が喜ぶお茶とは、
天地からのエネルギーを肌身で
感じている感覚だと言えます。
茶ノ路京都にて品茶会を開きます。
今回の品茶会は雲南省のお茶。
20年前、雲南省はプアール茶の茶産地以外は
茶山としてはまだまだ未開の地でした。
人工物がほとんど立ち入っていないかった
天地豊かな土壌で育まれてきたお茶
夏が始まる頃、茶ノ路店主が自ら雲南へ出向き
雄大な自然を目の当たりにしてきました。
雲南の山奥で茶農をする若き茶人
唐望氏のお茶をお届けいたします。
頭ではなく身体で味わっていただきたい
お茶を味わうのではなく
自然を味わっていただきたい
お越しをお待ちしています。
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茶ノ路 京都 品茶会No.6
神無月のテーマは
『 唐望の茶 』
中国雲南省景谷の深い山中で
長年生活している制茶師、唐望さんは、
秧塔村にある有機茶園で17年間有機栽培を続け、
最も厳格な有機基準に従い農薬や化学肥料を
一切使用していません。
その結果、秧塔村は中国全土で
有機白茶の模範地区となり
彼の努力によって地域全体が
大きく変わりました。
景谷大白品種の茶樹に加え、
周囲の山林には数百年の
古茶樹や野生茶樹が多く見られます。
唐望さんはこれらの茶樹を用いて季節ごとに
プーアル茶、白茶、紅茶、黄茶を作っています。
その茶は彼自身と同じように
純粋でシンプルです。
彼のお茶を味わうと
山林の香りが瞬時に心に広がり、
「茶は山林に在り」という本質を
感じることができます。
自然と質朴さが共鳴し
大自然の静寂と純粋さに触れる体験です。
今回の茶会では、唐望さんの手による3種類のお茶を
茶道家岩咲ナオコが心を込めて呈茶いたします。
■お茶:
『大雪山』雲南永徳野生白茶
(野生茶)(迎賓茶)
『松月』 生プーアル茶(野生茶)
『白鷺』雲南景谷白茶(有機茶)
■ 茶人:岩咲ナオコ
中国茶道家、茶禅草堂主宰
■ 開催日Date:
2024.10.27(日)
1部 13:30-15:00(残1席)
2部 16:00-17:30(残りわずか)
■ 場所 Venue:
京都市左京区浄土寺下南田町134-12
■ 会費 Fee:
¥6,000
■ ご予約
※ご希望のお時間(1部 or 2部)
※参加者全員のお名前、人数、
代表者のお電話番号を明記の上、
以下メール宛にお申込みください。
Instagram:https://www.instagram.com/roadoftea/
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